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技術の巨人・ファーウェイ華為の頭脳が集まる場所。東莞キャンパスの衝撃

2025年1月、プログレスクラブの「東莞物流DXツアー」で、ファーウェイ(Huawei Technologies Co., Ltd.)の東莞キャンパスを訪れました。


同ツアーでは、物流DXの最前線である JD.com, Inc.(京東物流)センターや知育玩具世界シェアNo1のVtechの巨大な東莞工場も視察し、、自動運転バスへの試乗も行いましたが、その中で強い印象があったところの1つが、このファーウェイ華為の東莞キャンパスです。


ここは、「キャンパス」という言葉ではもはや足りず、“都市”と言っても過言ではありません。

なぜなら、そこには圧倒的なスケールだったからです。


ファーウェイ(Huawei Technologies Co., Ltd.)の東莞キャンパス


2025年1月、巨大研究都市への第一歩を踏み出す


まず、ファーウェイという企業全体の“スケール感”を整理しておきます。

  • 売上高(2024年):8,621億元人民元(約1,181億米ドル、11.8兆円(ドル100円換算))

  • 純利益(2024年):626億元人民元(約86.5億米ドル、8650千億円(ドル100円換算))

  • 売上成長率(2024年):2023年比 +22.4%

  • 世界従業員数:約 208,000 人(2024年)

  • R&D(研究開発)投資:毎年、売上の20 %以上 *たとえば2024年にはR&D投入額が数百億ドル規模と言われています

  • 知的財産:特許保有数15万件以上


このような企業が、研究開発の中核拠点として構えたのが、今回訪問した東莞・松山湖のキャンパスです。以下、その数字とインパクトを整理します。


キャンパスの主要データ

  • 敷地面積:およそ 1.4 百万平方メートル(約300エーカー/約120万~140万㎡)

  • 建物数:108棟(オフィス・研究施設・生活施設等を含む)

  • 建設投資額:約 10 億元(中国元)/約 1.45 億米ドル

  • 社員規模:キャンパス稼働時には 25,000人規模のR&D人員を収容計画、実際には30,000人以上という数字も。

  • トラム(敷地内鉄道)全長:約 7.8キロメートル *敷地の広さがこの移動インフラからも分かります


これらの数字だけでも、「普通のオフィスキャンパス」ではない、技術と人材に対する本気度が伝わってきます。



欧州都市を再現した建物が象徴する、“世界基準”の思想


実際に足を踏み入れた瞬間の感覚として、キャンパスは「まるでヨーロッパの歴史都市を切り取って持ってきたかのような」構成でした。

  • 12 の欧州都市を模したブロック(例:ドイツ・ハイデルベルク城、フランス・シテ・アンテルナショナル大学など)を再現。

  • 建築・石畳・アーチ・湖・遊歩道といった「街としての風景」がオフィス機能と融合。

  • トラムを使って敷地内を移動する仕組みがあり、働く人たちの日常になっている。


このような設計から、ファーウェイが「世界水準」の研究環境を作るという戦略を、明確にしていることが読み取れます。

また、松山湖への移転は、創業者の任正非(レン・ジョンフェイ)CEOの「空気のきれいな落ち着いた場所の方が、研究開発に集中できる」という考えによるものだそうです。

「優秀な人材を集め、長期に働いてもらう環境をつくる」――そうした発想が、このキャンパスへの投資に現れています。


ちなみに、設計は、日本が誇る設計会社、日建設計で、技術力が高い会社です。



電車で移動する広さこそ、ファーウェイの研究規模の証


キャンパス内を巡るトラムを見るだけで、「敷地が広すぎて徒歩だけでは回り切れない」という現実を体感しました。

東莞物流DXツアーのメンバーで、少し歩いたのですが、

  • 欧風建築のオフィス

  • 緑地帯と遊歩道が続くレイアウト

  • 自然が多く残す広大な敷地

を感じました。


技術を生む場としてだけでなく、そこで働く人が、働きたいと思う場所になっていると思いました。

これが、ファーウェイが描く「場の力」です。このキャンパスのR&D人員25,000~30,000人レベルという数字が示すように、毎日膨大な人材がここで“未来を作る仕事”に従事しています。しかも、その仕事の成果は世界中に影響を与えています。



まとめ:世界最先端を走る企業の“環境投資”が未来をつくる


  • 京東物流センターにおける「物流DXの現場」やVtechの東莞の「巨大工場」

  • ファーウェイ東莞キャンパスという、「技術の頭脳都市」

というふたつの対極的とも言える体験を同時に味わうことができました。その中で特に印象深かったのは、ファーウェイが「技術・人材・環境」に対して投じる数字の大きさと構想の深さです。


例えば:

  • 約1.4 百万㎡の敷地(東京ディズニーランドが2つ入る大きさ)。

  • 約10 億元の建設投資(建設だけで、約 1.4 億ドル、140億円(ドル100円換算))

  • 7.8 kmのキャンパス内鉄道

  • 25,000~30,000人規模のR&D人員収容

こうした数字を通じて、「場そのものが競争力」になるという企業の発想を、実感として理解できました。


ファーウェイは、ただ技術を作るところではなく、「未来を生む場」を自ら設計している企業です。


プログレスクラブ東莞物流DXツアーへの参加者は、R&Dのだけのために、このスケールの場所を作ったことに感服していました。

また、来たいと思います。



ファーウェイ(Huawei Technologies Co., Ltd.)の東莞キャンパス

ファーウェイ(Huawei Technologies Co., Ltd.)の東莞キャンパス












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