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三菱倉庫、阪急阪神エクスプレスを丸ごと買収へ 取得額は約1,200億円、純資産の約5倍

2026年10月30日 18:00 公開

国内

三菱倉庫は10月30日、阪急阪神ホールディングスと株式譲渡契約を結び、国際フォワーダーの阪急阪神エクスプレスの全株式を取得して連結子会社にすると決めた。まず阪急阪神HDがセイノーホールディングスの持つ34%を買い取って100%を握り、そのうえで三菱倉庫に譲る。取得価額は1,201億1,000万円で、アドバイザリー費用などを含めた概算は1,213億3,700万円。阪急阪神エクスプレスの直近期は営業収入454億5,400万円、営業利益7億1,300万円で、その前の2期は営業赤字だった。株式の譲渡は許認可などを条件に2026年度第4四半期を予定する。

発表元:三菱倉庫

発表日:2026年10月30日

#三菱倉庫 #阪急阪神エクスプレス #阪急阪神ホールディングス #セイノーホールディングス

三菱倉庫、阪急阪神エク�スプレスを丸ごと買収へ 取得額は約1,200億円、純資産の約5倍

【記者の視点】
直近期の純資産233億200万円に対して取得価額はおよそ5倍で、三菱倉庫が払うのは今の利益ではなく、自前では時間のかかる航空・海上フォワーディングの顧客網と海外拠点だとみる。営業赤字が2期続いた直後で業績が底を打った局面を選んだ買い方であり、統合後に倉庫・港湾の荷物と輸出入の手配を一本で売れるかで、この価格の正否が決まると考える。セイノーHDが持分を手放した点も見逃せない。電鉄系フォワーダーの再編が倉庫大手の主導で進む前例となり、ほかの系列フォワーダーにも資本の組み替えが波及するとみる。

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