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執筆者の写真角井亮一

ファンケル「送料無料を止め、当社負担に」

更新日:6月13日

送料当社負担

「正義感を持って、世の中の「不」を解消しよう」という創業理念を持つファンケルは、2024年5月8日から、「送料無料」の表示を止め、「送料はファンケル負担」「送料当社負担」の表記に換えます。

ファンケルは、過去の著書で紹介したように、置き配やポスト投函を昔から実施している会社です。初期は、ペリカン便の日通(当時。現在、事業譲渡により日本郵便)と協力し、自転車かごの中や洗濯機の中などに置き配ができるようにしていました。


配送回数削減のためのキャンペーン

また、ファンケルは、4月18日(木)から6月30日(日)までの期間限定で、配送回数削減のためのキャンペーンを実施します。目的は、環境負荷低減とドライバ負担軽減です。現在、年間700万件の通販受注があり、

1.通信販売における再配達の減少を目的とした「置き配」の推進

 置き配サービスを利用すると1回当たり10ポイント付与

2.複数回の注文をまとめて配送する「おまとめ配送」の推奨

 「ファンケル定期便」の製品と、別に注文する商品を一緒に配送すると、1回当たり通常30ポイントのところ、60ポイントを付与


期間限定の2つのキャンペーンが、順調に行けば、継続的な施策にするのではないかと思います。


ファンケルの経営理念は、「もっと何かできるはず」。

その精神が表れている施策ですね。

2024年問題に対して、荷主責任を果たすだけでなく、SDGsへの取り組みとして、拍手を送りたいと思います。


ファンケル「送料無料を止め、当社負担に」
ファンケル「送料無料を止め、当社負担に」

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